鹿革でL字ファスナーのミニ財布を作りました。

レザークラフト

タンニンなめしの鹿革で作ってみました。

革のなめし方の種類
なめしとは?なめしとはなんでしょうか。一般には革の主成分であるコラーゲンというタンパク質の分子内および分子間を、なめしで橋架け式に結合させ、皮を安定化させる作業をいう。大辞林簡単に言うと動物の皮のままだと腐...

この作品を例に裏打ちという技法をご紹介します。

裏打ちとは革の裏に素材を張り付けることで丈夫にすることです。

ナチュラルな鹿革を使用します。背筋を中心に左右対称に革を切り出しました。

鹿革だけだとお財布が柔らかくなりすぎてファスナーの開閉がスムーズにいかなくなることが予想されたので、裏側に柔らかさとコシを持ち合わせた牛革を貼ることにしました。

鹿革の柔らかい手触りを残しつつ、適度なコシをもたせることができました。

貼りつけるときにできる限り接着剤を薄く塗るときれいに仕上がります。

ファスナーを取り付けます。

革とファスナーを丁寧に縫い合わせ、中のポケットをつけて完成です。

裏打ちの素材が革だと高級感がありますね。

タイトルとURLをコピーしました