革のなめし方の種類

レザークラフト

なめしとは?

なめしとはなんでしょうか。

一般には革の主成分であるコラーゲンというタンパク質の分子内および分子間を、なめしで橋架け式に結合させ、皮を安定化させる作業をいう。

大辞林

簡単に言うと動物の皮のままだと腐ったりしてしまうので、腐らず丈夫にするための加工です。

なめし方の種類

植物タンニンなめし

ミモザやケブラチョの木などから採れるタンニンという物質を使ってなめします。

しっかりコシのある革に仕上がります。

タンニンが革に含まれているため、革の色が時間と共に変化していきます。経年変化やエイジングと呼ばれています。

クロムなめし

クロムという金属を使いなめします。

柔軟性があり、比較的水に強い革に仕上がります。

経年変化は緩やかです。

コンビなめし

クロムなめしを施した革からクロムを抜き取り、タンニンを含ませて作られた革です。

クロムでなめされているため柔軟性があり、タンニンを含んでいるため経年変化も起こりやすいといえます。

以下補足情報
※冒頭の革は newginさんによる写真ACからの写真です。

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